電力自由化 PPS が注目されてきています。
PPSとは? ご存知ですか?
特定規模電気事業者PPS:Power Product Supplier の略です。
現在、政府は、社会保障のための消費税増税、
復興のための所得・法人税増税、財政再建のための増税、を目的として
消費税の8%UPを提案しています。
今回の3.11における
東電賠償のための電力料金値上げ、工夫のない再生可能エネルギー買取法案で電力料金値上げ・・・等
と、増税と値上げの話ばかりです。
そこで、にわかに
電力自由化の流れが注目されてきています。
じつは、
電力の大口需要家(学校、スーパー、工場など)は、平成12年3月からの規制緩和により、
いわゆる10電力会社以外の発電事業者である
特定規模電気事業者(PPS)から
電力供給を受けることが可能となっています。
★仕組みの課題点
PPSの対象を大口需要家に制限していること以外に、
送配電網の利用料が割高に設定されていることがあるのです。
送配電網の利用料は電気料金の10数%~20数%を占めています。
さらに、「送電の需要と供給が一定でないと、割増料金が課せられるなど使いにくい制度になっている」と指摘されています。
要は、24時間電気が必要な工場などに供給するには不向きなシステムになっているのです。
結局、
送電・配電・変電の送電関係設備を現在の電力会社が独占している仕組みが、
電力料金の値下げとなるPPSの新規参入を拒んでいるということでしょう。
これは電話の自由化の時の
NTTと同じ問題を抱えています。
2012-02-25 10:54
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